限られた時間だからこそ ひだまりの犬

14年7ヶ月のかけがえのない時間をすごして、虹の橋を渡ったくじらがのこしてくれたもの。その日々に愛と感謝を込めて…。

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限られた時間だからこそ

くじらを迎えようと決めた時から
わたしは
別れの覚悟をはじめた。


どんな出会いにも別れはつきもの。
わかっているはずなのに
いざという時、
ほんと、往生際が悪いというか、、、。

そんなわたしは、

一緒の時間を重ねれば重ねるほど、
その時が少しでも
先に延びてくれる事を祈った。

祈ったところで、何かが変わることなどないことも
重々承知の上で。

祈りながら、くじらとの時間を噛み締めた。

くじらと過ごす時間のひとコマひとコマを、
すべて心に焼き付けようと思った。
うれしいことも、悲しいことも、驚いたことも
それに、本気で怒ってしまったことや、
つい叩いてしまったこともすべて。


限られた時間だからこそ
少しでも多くの時間、くじらを見つめていたいと思った。

限られた時間だからこそ、いつも
“今”という瞬間を逃すまいと必死だった。

限られた時間だからこそ、
いつもいつも語りかけた。

限られた時間だからこそ、
寂しい思いをさせたくなかったし、
いつも、“いいこいいこ”してあげたかった。


そんなふうに、くじらを思っていたのに、
わたしは最後の最後、
くじらを悲しませてしまった。


旅立ちの前々日。
外のデッキを少し歩いた。


わたしは、立ち上がったくじらから
2メートルほど離れた場所に座って
「くじらおいで~」
と呼んだ。

くじらは、ゆっくりゆっくり
でもしっかりとわたしに向かって歩いて来た。

わたしの元にたどり着いた時、
わたしは、あろうことか場所を移動してまた
くじらを呼んでしまったのだ。

くじらはその場に寝そべってしまい
その後、立ち上がろうとしなかった。


あの時、
くじらを受け止めて
「えらかったね~!」
とほめてあげればよかった。



わたしは今でも、
そうしなかったことを後悔している。

おそらくこれから先も
このことだけは、わたしの心に痛みとして残るだろう。


でもくじらは、

わたしの“ごめんなさい”
なんて期待してはいないんだよね。


だから、
わたしの後悔は、心の奥底にしまって
今も毎日、あのころのようにくじらに話しかける。


一緒にいられる時間に限りがあるから
濃い時間が過ごせたのだと思う。

限られた時間を、必死で受け止めたから
記憶のひとつひとつが
こんなにも鮮明で、光り輝いているのだと思う。

限られた時間だからこそ
絆を大切に育んできた。



限られた時間を生きる彼らは
わたしたちに
惜しみなく愛をくれる。


わたしはくじらの愛に
ちゃんと応えられていただろうか?








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プロフィール

ハルカ

Author:ハルカ
人との出会いも、動物との出会いも、出会いはみんな奇跡だと思います。
永遠を信じる気持ちの強さが、豊かな時間を育む力になる。
虹の橋を渡ったくじらは今も、あの日の姿のまま、わたしの記憶のなかを駆け回っています。

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